イラスト初心者が2カ月間漫画を描き続けた結果【並べて比較!】

イラスト初心者が2カ月間漫画を描き続けた結果【並べて比較!】
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自分的には上達している気がしてるけど、他人から見ると微々たる変化なのかなぁ


こんにちは。このブログを始めてから2ヵ月が経ちました。記事装飾用に始めたお絵描き歴も2ヵ月ということになります。今回の記事では、この期間でわたしの絵のレベルはどれだけ進化したのか?というのを実際の絵を見比べながら確認してみたいと思います。2ヵ月というのは振り返るには中途半端な期間ですが…年末なのでなにかしらの成長を実感したくてやってます。

イラスト初心者ゆえ、用語の誤りや分析視点がとんちんかんだったりするかもしれませんがそこは許してください…!

 

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2カ月間のお絵かき状況

まずはこの2ヵ月のお絵かき環境を説明します。

頻度

2ヵ月間毎日描いていたわけではありません。基本的にブログの為に書いているのですが、この記事が31本目の更新となります。60日間で30回と考えると、単純計算で2日に1回描いていたことになりますね。

実際にはブログ更新をさぼった時期が10月後半~11月初めに1週間、11月中旬に10日間ほどあったり、逆にブログ開始直後の10月中旬は毎日更新していたりとバラつきがありますが。なので、日数的には2日に1回描いた感じですが、実際にそのペースで描き続けた場合よりも上達速度は遅いと思います。

 

作業環境

これは初期から変化なしです。軽くですが、わたしが漫画を描く際のスタイルを説明しておきますね。へたくそのくせにこういうの紹介するのってなんだか恥ずかしいですが…。

  1. てきとうな紙に手書きで構成とセリフ、絵のイメージを書く(これネームってやつですよね?かっこいい!)
  2. 紙を見ながらiPadで1コマずつ描く。使用アプリ:MediBang Paint
  3. セリフの文字もアプリ上で入れる。
  4. 保存してPCに送信。タイトル文字を入れる。使用:Canva

こんなかんじです。この後、Twitter投稿用にPCのペイントソフトで各コマ画像を4コマ漫画の形にくっつけて画像サイズを縮小してます。4コマに収まらず5コマ、6コマ…となることがままあるので、4コマ枠に描きこむのではなく、1コマずつ作成してあとから合体させるやり方でやってます。

 

初期と現在の「キャラクターの顔」を比較

冒頭のマンガ内でも並べてお見せしましたが、再度比較してみようと思います。

「私」と「ぴーちゃん」の絵の変化

新(12.20) ← 古(10.19) ← 初(10.16)

右が初めてイラストを描いたときのものです。ブログのヘッダーデザイン用に描きました。

真ん中が最初に漫画の形で描いたときのものです。

左が前回の記事漫画用に描いた最新のものです。

真ん中よりも右の方が上手に見えるかもしれませんが、右は初めてということもあってめちゃくちゃ時間かけて描きました。具体的には2日間くらい。所要時間で考えれば、実質真ん中から右への変化が実際の上達度合いと考えて良いはずです。

 

上達・変化ポイント

  • 線のガタつきがマシになった 上達! 
  • 表情が豊かになった 上達! 
  • 丸くなった 変化 

見た目の変化はこんなかんじです。線のガタガタしたところが減ったのと、なんとなくフォルムに安定感が出てきたような気がします。個人的に表情のバリエーションも増えたと思っています。

丸みを帯びたのは全体的なフォルムやぴーちゃんの前髪みたいな部分ですね。この点に関しては上達ではないので「変化」としましたが、考えてみるとドラえもんもハム太郎もピカチュウも初期と比べるとどんどん丸くなっていってるから丸くなることは進化なのでしょうきっと。そう思っておきます。

この他に、見ただけでは伝わらない上達点として次のものもあります。

  • 時間短縮 上達! 
  • 線の太さが安定した 上達! 

慣れもあって、初期に比べると描くスピードはかなり上がりました。線のガタつきが減ったのもササっと迷いなく線を引けるようになったことが関係しているのかもしれません。線の太さに関しては、アプリ上で設定するペンの太さを「基本的にはこの数値」と決めたので、それまでと比べると全体的な規格が一致して4コマ漫画にしたときに統一感が生まれたと思います。

 

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初期~1ヵ月目~2ヵ月目の「4コマ漫画」を比較

「1本目/13本目/27本目」の漫画を並べてみた

※上の方の比較画像と進化順を逆にしてしまいました。左→右の順で進化してます。

1本目(10.19)→

→13本目(11.13)→

→27本目(12.20)

見比べやすいようにサイズ落としてますが、しっかり読みたい方は画像をクリックしていただければそれぞれの記事ページで大きいサイズのものを読めます。

 

上達・変化ポイント

  • 背景を入れるようになった 上達! 
  • 書き込みが細かくなった 上達! 
  • ポーズのバリエーションが増えた 上達! 
  • ブラシの使い分けを覚え始めた 上達! 
  • 話がわかりやすくなった 上達! 
  • フォントが見やすくなった 上達! 
  • タイトルを入れるようになった 変化 

マンガとして並べてみると変化がわかりやすい気がしますね。一番大きく変わって見えるのは背景かなとおもいます。真ん中画像の1コマ目などは「線を引いて上下で塗りつぶす色を変えただけ」ですが、それだけで「床と壁」の概念が生まれて背景が書かれている感が出るので、コスパの良いレベルアップ技だと思います。

手間のわりにリターンが大きく感じる技はもう一つあって、それが「ブラシの使い分け」です。具体的には水彩ブラシを使った表現ですね。線の境界を勝手にいいかんじにぼやかしてくれるので、特に温度系の表現に深みが出ます。最新(右)マンガ1、2コマ目の「電気毛布のホカホカ感」と、3コマ目の「電気の明かりが漏れてるかんじ」は水彩ブラシで色を塗るだけで表現できるので…使うようになる前と後ではだいぶ差が出てるとこだと思ってます。

改めて見ると1本目のマンガはオチが無いというか、いまいち何をしているのかわからないですね。記事を見ていただくとわかるのですが…この時点ではまだ「4コマ漫画」の形にするつもりはなくて、文章の挿絵としてコマ絵をはさむスタイルにするつもりだったことも原因のひとつです。途中までタイトルを付けていなかったのも同じような理由で、基本的にブログで公開するものなので「記事タイトル→漫画タイトル→本文」の構成になることに違和感があったからです。

 

結論:ド素人スタートであれば2ヵ月でも目に見える成長がある

ということで、お絵描きはじめたての頃と比較してみるとたった2ヵ月でもわかりやすく上達しているポイントが結構ありました。逆に言えば今回「上達ポイント」として挙がったものは2カ月間で出せる成果なので、少しでもイラスト経験がある人であればもともと身についているものばかりなのだと思います。当たり前のことを言うようですが、ド素人であればあるほど開始直後の短期間の伸び率は大きくなるでしょう。

ただ、改めて感じる成長点は単純な画力以外の部分にもあります。描くスピードが上がる事によって、最初の頃はなかなか仕上がらなくて雑になってしまっていた所や、放置しがちだった細かい修正にも手が回るようになったことです。背景や細部の書き込みが増えた理由でもありますね。そういう部分にかける手間によっても、仕上がりの印象に差が出ることが今回の比較でわかりました。

「画力をすぐに上げる」ことは難しくても「描くスピードを上げる」のは継続して描き続ければ自然と身につけることができる技術ですよね。 もしも今後お絵かきを続けていくうちに 描いても描いても絵がうまくならない! と悩むときがきたら、画力に変化が無くても目に見えない他の部分での成長はできているから大丈夫やで… 自分を慰める根拠が見つかった気がします。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!


ではまた次回。
是非ほかの記事も読んでいただけたら嬉しいです。

 

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