禁煙して4年も経つのにいまだに正解が見つからない…
こんにちは。元セッター女子です。
字面からさわやかバレーボール少女を想像した方、ごめんなさい。そちらのセッターではありません。タール14mgの重めな煙草「セブンスター」、略してセッターです。キラキラ部活女子どころか肺ドロドロ系女子ですね。高校時代は帰宅部でした。
セブンスター(Seven Stars、一部ボックスはSEVEN STARS表記)は、日本たばこ産業(JT)から製造・販売されている日本の代表的なたばこの銘柄の一つで、JTの主力銘柄のひとつ。
セブンスター ――フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
禁煙4年目のわたしを悩ませる問題
「禁煙のせいで困ったこと」はほとんど解決済だが…
禁煙直後に困ったことは色々ありました。が、それらは4年間の間に解消済みのことがほとんどです。ぱっと思いつく例をあげてみると、
・お通じが悪くなった
→体が慣れるとともに解消されていった
・友人、知人との会話中ふいに訪れる「無言の間」にすることが無く気まずい
→禁煙直後はたまに思うことがあったがいつの間にか気にならなくなった
・作業を始めるときの「モードの切り替え」ができず無限にだらだらしてしまって怠け者になった
→怠け者の自分も受け入れることにした
・「食後の一服」が無いので無限に食べてしまって太った
→太った自分も受け入れることにした
と、ほとんどの不便さを今は解消できています。(あれ、最後の2つは…?)
お金を崩すために買う物としての煙草の優秀ポイント
このようにすっかり煙草の無い生活に馴染み切っているわたしですが、禁煙から4年が経つ今でも解消できていない問題。それが「不意にお金を崩す必要が出た場合に何を買えばいいのか問題」です。
お金を崩すために買い物をする場合って「必要なものを買うためにお金を払う」のではなく「お金を払うために買うものを探す」という思考になります。
この状況下で理想的なアイテムの条件
①1000円以内
②スーパーやドラッグストアでの価格と差が無いもの
③無駄使いの罪悪感がわかないもの
④すぐに使わない場合でも置いておけるもの
この条件。煙草は完璧にクリアしているんです。
①値段
お金を崩すこと(1万円札を千円札にすること)が目的なので、1000円未満であってほしいですよね。その点、煙草は500円程度。どんどん値上げしていますがそれでもまだまだ最適価格です。
②他店との価格差
コンビニの商品はスーパーやドラッグストアに比べると割高ですよね。欲しいタイミングじゃない時に購入するのに、さらに他店より高い値段で買うとなると「損した気持ち」はひとしおです。煙草なら全国一律どこで買っても均一価格。セールで安く購入する、なんてお得がない代わりにいつどこで買っても損がありません。
③必要性
何かしら買わなくてはいけないのであれば、必要な物を買いたいですよね。別に必要とは思ってなかったけど他に買うものも無いし仕方なく…なんて気持ちで購入すると、それが例え100円であっても無駄遣いした後悔を感じます。喫煙者にとって、煙草は必ず使う消耗品です。感覚的にはトイレットペーパーやシャンプー、お醤油と同じ。消費のペースも早いので、購入するときはむしろ「これで1箱ストックできたから次無くなったときに買いに行く手間が省けたな♪」とちょっと得したくらいの気持ちになります。
④保管性
お金を使うことが目的で買い物した場合、必要なものを欲しいタイミングで購入するわけではないので「そのときすぐに使う」わけでは無いことが多いですよね。となると、必要になるときまで置いておいても腐ったりしないものが望ましいです。煙草は長期間保管しておいても腐るわけでは無いので、安心してストックを増やせます。(長期保管で味が落ちるとは言われますが)
万能。煙草、万能すぎる。お金を崩す目的での購入アイテムとしての煙草の優秀さが伝わったでしょうか?喫煙歴が無い方や、あっても富豪な方にはわからない感覚だと思いますが…元喫煙者かつ貧しいわたしの感覚はこんなかんじです。
煙草に代わる「お金崩しアイテム」を考えてみる
ガム、ミンティア
これはわたしが普段よく消費するものです。お口すっきりアイテムですね。現状のお金崩しではこれを買うことが一番多いです。ただ、口臭ケアとして必要とする場面は喫煙時と比べて下がっているので消費ペースはそんなに早くないんですよね。「たくさんあるから食べとくかー」と口にすることもあって、なんとなく不要な買い物をしている気分になっているのは否めません。
コーヒー
これもよく消費します。ただ、コーヒーってお水やお茶と違ってガブガブ飲むものでは無いので「途中まで飲んでバッグに入れてチビチビ飲む」か「持ち帰って冷蔵庫に入れる」ことになりやすいんですよね。自宅で飲むなら自分で淹れて飲めばいいですし、出先でチビチビ飲んでると時間経過でぬるくなったりしてあんまり美味しくのめないんですよね。
お水、お茶
スーパーで買った方が安い…とはいえ、お水・お茶は生活してて欲しくなる回数が多いのでコンビニや自販機などで購入する「割高買い」に対して慣れている部分が多く、価格面での心理的なハードルは低いです。とくに夏場は積極的に水分を摂った方が良いですし、消費も早くなりますよね。ただ、これも一気に飲み切れるものでは無いのである程度の時間持ち歩くことになります。そうなってくるとサイズ感と重さが気になりますよね…。例えば「これから飲み会だからお金崩しとこ~」ってとき、オシャレ着に合わせたちっちゃいバッグにギチギチにペットボトルを詰めるのは嫌さがあります。
おやつ
価格も低く、サイズも小さめではありますが…これはわたし的には最悪の選択ですね。無駄遣いした上に無駄にカロリー摂取するという無駄の二乗です。
マスク
これは今のご時世的にいくつストックしておいても良い消耗品枠ですよね。そしてご時世的に安いドラッグストアなどで購入した物をすでにお家にストック済みですよね。ただ、出先で着用中のマスクが汚れるなどして使えなくなったときなどのために個包装のものをバッグに入れておくのは良い考えです。良い考えですが…万が一の備えはそんなにたくさんいらないので毎回これを選ぶかというと無理ですよね。
リップ
ドラッグストアの方が安いです。リップはたいてい持ち歩いているのですぐ使用するわけでもなく自宅ストックになる上、消費ペースは遅いので「今使わない物を割高で買う」感がなおさら強いです。
電子マネーチャージ
頻繁に使用している、かつ「無くなるたびにチャージする」スタイルの人は良いかもしれませんが…。家計管理でチャージ額を毎月ある程度固定している人やあまり使用しない人には不向きですよね。あと、小銭もばらっと欲しかったりする場合にも適していないですね。
【結論】新・お金崩し鉄板アイテムは…
わかりません。
だって4年間納得のいく答えが見つかってないんですよ?ここでちょっと考えたくらいでわかるわけないじゃないですか。(←なんでキレてるの)
でも何の結論も無しではここまで読んでくださった方に申し訳ないので…
夏はお水・お茶
冬はガム・のど飴
こちらを結論ということにします。夏はたくさんお水を飲んだ方が良いし、冬は喉を乾燥させないように常にお口を潤おしといた方が良いので…。
まあでも、時代とともに電子たばこが主流となってきたように電子マネー化も進んでいるので、お金崩しアイテムとしての煙草が無くなった分、お金を崩す必要性を感じる場面も減っていますからね。紙たばこが消滅する頃には現金を崩す機会も消滅しているかもしれないですね。
と、紙たばこの未来にとって不吉な発言をしてしまいましたが、わたしは吸わなくなった今でも紙たばこという存在が結構好きです。煙草って、一瞬の快楽のために命を削っている感があってめちゃくちゃエモいアイテムですよね。
まだまだ語りたい煙草話があるんだ
この記事を書いているうちに煙草にまつわる記憶がどんどん浮かんできたので、ここからはわたしがいかに紙たばこを愛していたかが伝わる思い出話を書いていこうと思ったのですが…記事が長くなりすぎてしまうので、それについては別記事でおもうぞんぶん語らせてもらいます。
ということで、禁煙4年目の元・セッター女子が語るたばこの思い出記事はこちらです▼
喫煙歴がある人には共感できるお話かもしれないですし、無い人にとっては「へー、おもしれぇじゃん」となるお話かもしれないので是非読んでください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
最後に本日のピックアップアイテムを紹介しておわります。
ピックアップアイテム
■禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる / アレン・カー
わたしが禁煙したときに唯一購入した禁煙グッズがこれです。
当時の職場の同僚に勧められたのですが、その同僚も過去にこれで禁煙成功したと言っていました。実際に彼は狭いワンルームで他の喫煙者3人(うち1人は私)に囲まれて一晩中麻雀したときでさえ吸いたがる素振りをまったく見せなかったので、きっとこの本が効いていたのでしょう。
ではまた次回。
是非ほかの記事も読んでいただけたら嬉しいです。