北国の車ユーザーは夏タイヤ・冬タイヤの2種持ちが必須。
今回は、北海道民主婦のわたしが外でタイヤ保管している方法を紹介します。
北国にお住まいの皆様、冬タイヤへの交換はもうお済みでしょうか?
わたしが住んでいる札幌では今くらいが初雪の時期なのですが、今年は少し遅れているようです。
しかし寒い地域では雪が降っていなくても、雨で濡れた路面が凍結してブラックアイスバーンとなっている危険があるので早めに交換しておくに越したことはないかと思います。
というわけで、今回は週末にタイヤ交換を終えたばかりの我が家のタイヤ保管事情と、屋外での保管におすすめの商品の紹介です。
我が家は「タイヤ交換セルフ派」
タイヤ交換とは無縁の南国から北国へ移住して数年、我が家では毎回自分たちで夏・冬タイヤの交換をしています。外した季節外タイヤの保管にも預かりサービス等は利用していません。
今回は屋外保管のために使用しているタイヤラックの紹介記事ですが、商品の紹介の前に「タイヤのセルフ交換ってどうなの?」と気になる方のために私が感じているセルフ交換のメリット、デメリットをお伝えします。
タイヤセルフ交換のメリット
・節約になる
わたしが一番実感しているメリットはこれです。
北海道では夏冬2回タイヤを交換する必要があります。需要の多さから他県よりは安く請け負ってくれるお店も多いかもしれませんが、それでも安くて1本600円~。年間5千円以上の出費を抑えることができます。
・技術力がつくので緊急時に強くなる
長く車に乗っていると、走行時にタイヤにトラブルが起こった経験がある人も多いのではないでしょうか。わたしも以前、運転中にタイヤがパンクしたことがあります。(修理時に「釘を踏んだことが原因」と言われました)
そのときも主人がタイヤ交換に慣れていたため素早くスペアタイヤを装着することができました。
・タイヤの状態を気に掛けるようになる
南国暮らし時代、タイヤ交換と無縁だったころはタイヤの状態を気にしたことなどありませんでした。タイヤに関する知識も皆無で、ガソリンスタンドやカーショップで「ゴムが劣化しているから買い替え時ですよ!」などと声をかけられてもよくわからず
えっそうなの…?この人売上欲しくて適当なこと言ってるのでは…?
と、無駄に疑い深くなってしまうこともありました。
今ではガソリンを入れに行ったときにタイヤの空気圧もチェックするなど、日常的に状態を気にする癖がつきました。
・タイヤをかわいがれるようになる
「あたおかでは?」と思わないで読んでください。やはり自分たちで交換作業をしているとタイヤに愛着がもてます。愛着をもったから何だという話ですが、大切にしてあげたいという気持ちを持つことで走行路の状態を気にしながら運転するようになって安全運転にもつながっているような気がします。
一例をあげると、近所に犬の糞を放置する迷惑飼主がいるのですが、我が家の駐車スペース近辺でされることが多いので道に落ちているうんちに敏感になりました。大切なタイヤちゃんに踏んでほしくないですからね。
タイヤセルフ交換のデメリット
・安全性への不安
タイヤは車の安全に直結する部分なので、この部分に問題があると非常に危険です。特に冬タイヤへの交換はその後雪道走行が待ち受けているためなるべく安全には気を配るべきだと思うので、やはりプロに任せた場合の安心感は大きいと思います。
・技術が必要
交換の作業自体はそこまで難しいものではないので何度かやれば覚えられると思いますが、上の項目でも書いたように安全性に関わる部分なので最初に作業を行う際は経験者と一緒に行う必要があると思います。
・工具が必要
わたしが今まで乗った車にはタイヤ交換に必要な工具は車載工具として標準装備されていたのですが、もしそれが無い場合は購入する必要があります。
・作業スペースが必要
広さはそんなに必要ありませんが、タイヤ交換はジャッキで車体を持ち上げるので倒れてしまわないよう平坦な場所で行う必要があります。自宅の駐車場に傾斜がある場合は難しいかと思います。
・体力が必要
タイヤの持ち運びや、ナットを締める際にゆるくならないようにしっかり締める筋力などある程度の体力が必要です。めいっぱい手で締めたあとに体重を乗せて足で踏んでギチギチに締めるのですが(これみんなやってるやり方ですよね…?)、わたしはこの作業がへたくそなようで完璧に締めたと思った後でも夫にチェックしてもらうとまだ回ることの方が多いです。
以上、セルフタイヤ交換の長短についてでした。
まるでタイヤ交換のプロのような語りっぷりでしたね。わたしのタイヤ交換の腕前については…
以前夕方から交換作業を始めた際、途中で夫に「暗くなるし急ぎたいからここからは俺ひとりでやるわ」と言われて追い払われたことがあるのでもしかしたらわたしは交換作業の邪魔が得意なだけかもしれません。でも書いた内容に間違いはないはずです。
思い出すたび 急ぐなら一人より二人で作業した方が早くなるはずでは…? と腑に落ちない気持ちでいっぱいになる思い出です。
タイヤ保管で気を付けること
セルフ交換だとお店予約やスケジュール調整の手間なく自分たちのタイミングでできるのは良いのですが、タイヤの保管場所を自分で用意する必要があるのが悩ましいところ。交換をお店でした場合はそのままの流れで預かりサービスを利用すれば良いので楽なのですが…。
ガレージなど屋内保管できる環境があればベストですが、スペースに余裕が無く外での保管を検討する方もいるのではないでしょうか?
先の項目でも触れましたが、タイヤは車の安全性に直結する部分なので保管中に劣化してしまわないよう気を付ける必要があります。こちらの項目では、タイヤ保管で気を付けるべきポイントをお話します。
紫外線を避ける
紫外線はタイヤの劣化を早めます。直射日光が当たる場所での保管は避けましょう。
雨(雪)や水濡れ、湿度を避ける
タイヤはゴムなので水分を含んでしまうと加水分解による劣化が進んでしまいます。なるべく乾燥しやすい環境で保管しましょう。
地面直置きを避ける
床や地面に直置きすると接地面に湿気がたまりゴムの加水分解リスクが高くなるたけでなく、カビなどの心配もあります。直接床や地面に置くことは避けましょう。
タイヤ同士の重さ、ホイールの重さによる変形を防ぐ
タイヤを横向きにして積み上げて保管した場合、下側のタイヤに重みによる負担がかかり変形してしまいます。
逆に、縦にして立てて保管する場合ホイールを付けたままだとホイールの重みで接地面が平らに変形してしまう場合があります。
熱源の近くに置かない
ストーブなどの高熱も劣化の原因となります。熱源からは離れた位置で保管しましょう。
道民主婦が「冬の屋外保管」用に購入したタイヤラックはこちら!
アイリスオーヤマ タイヤラック(カバー付き)
・カバーで紫外線、雨による劣化を防ぐことができる
・ラックにのせることで地面からの湿気を防ぐことができる
・ラックで縦に並べることで重ねて積むことによる変形を防ぐことができる
タイヤ保管時に気を付けなければいけない問題をほとんどクリアすることが可能です。
車のサイズごとに商品展開されているので「軽自動車・普通車用」「大型ミニバン・SUV用」と、「軽トラック・軽商用車用」をそれぞれご紹介しますね。
【軽・普通車用】 KTL-590C
【軽・普通車用】 KTL-590C 適合サイズ
幅 :235mm以下
外径 :500~675mm
積載量:120kg
【大型ミニバン・SUV用】KTL-710C
【大型ミニバン・SUV用】KTL-710C 適合サイズ
幅 :290mm以下
外径 :675~805mm
積載量:120kg
【軽トラック・軽商用車用】KTL-450C
※こちらは最小サイズです。普通車・軽・大型ミニバンに比べると需要は低めかと思ったので最後に並べましたが、軽自動車でもタイヤサイズによってはこちらでも問題無さそうです。次項目で軽タイヤで「軽/普通車用」を使用した様子を載せているので参考にしてください。
【軽トラック・軽商用車用】 KTL-450C 適合サイズ
幅 :160mm以下
外径 :485~550mm
積載量:120kg
軽自動車タイヤで「KTL-590C」を 使用した様子を写真付きでお見せします!
置き配でも大丈夫?梱包ダンボールのサイズ感!
わたしはAmazonで注文したのですが、置き配設定にしていたことに配送日に気付き
もしもどでかダンボールを在宅中に置き配されてドアが開かなくなったらどうしよう…
と心配になりました。同じように心配に思う方もいると思うので、配送時の箱の様子をお見せします。
置き配でも問題ないサイズでした!
軽自動車用のタイヤを載せてみると…
こちらの商品は「軽・普通車用」となっています。適合サイズはこちら
軽自動車のタイヤ(サイズ:165/60R15)を格納してみた様子です。
夏タイヤだからということもあるかもしれませんが、1段に立てて3本収納できました。
上の段を見ていただけるとわかるように、横置きすることもできたんですよね。
ホイール付きで保管する際に推奨される置き方は横積み(平置き)なので、この置き方が可能であれば上下に2個ずつ平置きするのが最強かもしれません。
普通車の方はワンサイズ上の大型ミニバン・SUV用であれば可能になるかもしれませんね。
※普通車タイヤの横置きについては試していないので、こちらの大型用の適合サイズを参考に愛車のタイヤサイズと比較してみてください。
また、設置予定スペースに余裕がなくなるべく小さいサイズが良いという方は、お使いのタイヤサイズによってはワンサイズ下のものでも収納可能かもしれないのでサイズの確認をしてみると良いかと!
▶軽トラ・商用車用適合サイズ ※こちらが最小です
カバー装着して置いてみたときのサイズ感
写真撮るの初めてですか?ってくらい棒立ちの夫については置いておいて、カバー装着時のサイズ感はこんな感じです。
夫婦ともに雑な性格なのでカバーがもこもこしてるのが気になりますね。もう少しピシッと引っ張れば気持ち小さくなるかもしれませんが、まあだいたいのサイズ感のイメージは伝わるのではないでしょうか。(こういうところが雑)
というわけで、タイヤラックの紹介はこのへんでおわります。
季節外タイヤの屋外保管を検討している方やアイリスオーヤマのタイヤラック購入を検討中の方の参考になれば嬉しいです。
今は預かりサービスを利用しているという方も、自宅保管にすれば節約になるのでこの機会に検討してみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ではまた次回。
是非ほかの記事も読んでいただけたら嬉しいです。